３階建ての間取りについてなんですが。えっと、その前に。建築法違反じゃないですよね？けっこうあるんですよ。業者が適当に濁して建ててしまうんです。うちの隣りもそうでチクればヤバいんですが、借家さんなんで黙ってますけど。とくに害もないですし。ただ、けっこう、あるなぁ、と・・・。
大丈夫を前提に、３階建ての間取りについて。一般住宅の場合。よくあるパターンとして１階をガレージに使い、２階をリビングやお風呂など、みんなが使う共有スペースにして、３階をプライベートルームに使う方法です。２階と３階の使い方には各...

ここで風水を持ち出したらヒンシュクでしょうけれども、車が出入りするスペースと居住空間は混ぜない、分けるというのが風水的な考え方です。もっともパワーのある土地に面した空間をガレージにすることで空っぽにするのも風水的には推奨されていません。風水なんて非科学的なものに従っていたら家なんて建てられない？確かにその通りなんですが、占いとかじゃなくて、人間が住まう場所として１階がガレージというのは、生理的に、どのように作用するのか、そこが大事じゃないかと。竪穴式住居まで時を戻す必要はないでしょうけれども、平...

３階建ての間取りとして次に多いのが、店舗等と組み合わせた併用型です。１階がコンビニ、不動産屋、レストランなどの店舗を入れて、２階と３階を居住空間とするものです。デザイン事務所は顧客の目を引くために、２階と３階を吹き抜けにして開放感を出したりするのもよくあるパターンなのですが、これまた住空間を考えているとは言い難いのです。図面の上では美しいけれども、先の例と同じように（１階ガレージのパターン）、人間の生理としてどうなのか、短期間の住まいであるなら旅行者気分で悪くないのですが、もっと長い期間を「生活...

３階建ての間取りとしてよくあるパターンについて言及してきましたが、私は３階建ては扱いが難しいと思います。いろんな意味で。だって１階から３階まで居住空間として使ったとしても、１階と３階では隔たりが大きいというか、離れ過ぎているんですよね。家族が住まう場所としての心のつながりというふうに考えたときに、１階と３階では意識が断絶してしまいます（空間として、ですよ）。気配が感じられる範囲に家族がそれぞれのプライベートを保ちながら住まう家であれば、理想的ではないかと。でも現実的に３階建てでなければいけなくて...